むし歯とは正式には、う触(齲蝕・うしょく)といいますが、むし歯という呼び方で統一させてください。 歯の表面にはエナメル質とよばれる部分がありますが、これは、むし歯菌の出す毒素によって溶けてしまいます。表面が溶けて穴があいてしまうと歯の内側が様々な菌にさらされます。 これが、むし歯です。 むし歯の治療で、まず連想されるのが、むし歯になった箇所をキーンというイヤな音を立てて削ることでしょう。 一般的な歯の治療方法は、むし歯を削り、削ったところに、詰め物をします。しかし、出来るだけ歯を削らないに越したことはありません。なぜなら削ってしまった歯は二度と元には戻らないからです。
当院では、とてもありがたいことに患者様から痛くないというお言葉を本当によくいただきます。 当院で実施している無痛治療についてご紹介します。
当院では、破折した歯や、虫歯が深すぎて抜歯せざるえない場合に限り抜歯します。 基本的には、歯や神経を残すことを前提に治療を進めています。
虫歯は、虫歯菌に感染することで引き起こされます。 なので、歯に虫歯菌を停滞しない様に細菌を除去するのが大事です。
詰め物が取れしまうとか、どんな素材にしようか?と悩むことも多いかと思います。 セラミック治療・銀歯など詰め物について気をつける点などお話いたします。
最新の虫歯治療といえるのは、当院でも導入しているマイクロスコープ(歯科顕微鏡)です。
予防治療として効果的なフッ素についてお話させていただきます。
差し歯とは歯を削ってかぶせるものです。実は、広い意味で被せ物と呼ぶことができます。
MTAは虫歯の治療につかう薬剤の名前です。 MTA(mineral trioxide aggregate)は、一言でいうとセメントです。土木建築用のポルトランドセメントに造影剤を添加し歯科用に改変した水硬性セメントです。アメリカのロマリンダ大学で1990年から根に穴が開いてしまった時の封鎖材または、大きな膿の袋を持った歯の治療材として開発が進められました。 このProRoot MTAは、1998年にMTAとして、初めて製品化された無機生体材料です。製品化されたということは、有害な物ではない、よくある耐性菌の問題ないということです。ProRoot MTAは、治療していて歯の神経が出てしまった場合などに使う材料として、日本では2007年に薬事承認されています。 海外では、歯の神経が出てしまった場合だけでなく、歯の根っこに穴が開いてしまったり、根に詰める根充材にしたり、また根尖切除術における逆根充材としても、使用されて良い結果を残しています。
ProRoot MTAの優秀な点は、
さらに、ProRoot MTAよりも硬化性にすぐれたバイオMTAというMTAもあります。 バイオMTAは、ProRoot MTAよりも硬化時間が短いので、根管充填などにはむいていません。バイオMTAは直覆には最適です。ですが、歯の神経が炎症反応を起こしている場合は、神経を残すのが難しくなるというデメリットがあります。 歯の神経の炎症反応の見極めに応じて、ProRoot MTAとバイオMTAを使い分ける必要があります。それを見極めるためには歯髄の毛細血管が「見える」必要があります。毛細血管を見るのは、ルーペでは不可能で、マイクロスコープが必須です。 完全にラバーダム防湿をして、細菌感染がない状態にし、マイクロスコープで歯髄の中の毛細血管をみて判断することが的確な治療です。 高倉歯科マインドクリニックの治療の真髄は、この見極めなのです。
この記事では、歯科治療後に繰り返す被せ物のトラブルと、その根本的な解決方法について紹介しています。歯の神経を守ることの重要性に触れ、マイクロスコープやMTAを使用した最新技術を駆使して、精密な治療を行うことで、歯の健康を長期的に維持することが可能です。実際の患者事例を交えながら、治療のステップとその効果について具体的に解説し、適切な歯科ケアが生活の質向上にも繋がることを示しています。この記事は、最新技術を活用して歯の健康を守りたい方に向けた有益な情報を提供しています。
本記事では、80代の患者さんの義歯治療成功事例を通じて、高齢者の歯科治療の重要性と可能性を紹介しています。
口腔の健康が全身の健康に直結することを示し、適切な義歯治療が生活の質を大きく向上させることを解説。
段階的なアプローチ、カスタマイズされた設計、継続的なサポート、患者の生活スタイルへの配慮など、高齢者の義歯治療における重要なポイントを詳しく説明しています。
治療後の変化として、咀嚼機能の回復だけでなく、栄養バランスの改善、コミュニケーションの増加、外見の若返りなど、多面的な効果を紹介。
また、高齢者特有の課題に対する個別化された治療計画の必要性や、わかりやすい説明の重要性にも触れています。
最後に、定期的な歯科検診の重要性を強調し、予防の大切さを訴えかけています。
この記事は、高齢者とその家族に希望を与え、歯科治療に対する前向きな姿勢を促す内容となっています。
この記事では、多くの人が見落としがちな歯間虫歯の危険性と、最新のマイクロスコープ治療について詳しく解説しています。日本歯科医師会の調査によると、成人の約80%が歯間部に問題を抱えているという驚くべき事実を踏まえ、早期発見・早期治療の重要性を強調しています。
具体的な患者さんの事例を通じて、従来のスライスカット法と最新のマイクロスコープ治療を比較し、健康な歯質の保存率が約30%高いという国際歯科学会の調査結果を紹介しています。
また、マイクロスコープを使用した治療の流れを詳細に説明し、患者さんの声を交えながら、痛みが少なく、自然な仕上がりが得られることを伝えています。
さらに、歯間虫歯の予防法として、正しい歯磨き方法やフロスの使用、定期的な歯科検診の重要性を強調し、読者に具体的なアドバイスを提供しています。
この記事は、歯間虫歯に悩む方々に希望を与えるとともに、健康な歯を守るための実践的な情報を提供する、価値ある内容となっています。