根管治療(根っこ)の費用

保険の適応について

根管治療は、保険診療でも勿論、認められています。 しかし、歯科顕微鏡下で根管の中を見ながら治療するという行為は、1部の特殊な根管以外保険適応になっていません。 どの歯でも根管があるので、本来なら全ての歯に保険診療範囲という考えが必要なのですが、日本では、そういう規定を定めていません。 従いまして、本来の確実な根管治療をするには、保険診療適応外になります。 また、1回の治療時間もある程度の時間が必要になりますので、保険診療では、とても採算が合いません。 参考までに、アメリカでは歯の根っこの(根管)治療は、全て保険診療適応外です。

根っこの治療のやり直しは非常に大変です

"根管治療が上手く出来ていなければ、必ず後でやり直しになります。 被せている物を外すだけではなく、さらにその歯を補強している土台・汚れている根管を再度削りキレイにする必要があります。 それは、今以上に歯を削り根管の歯質を削る為、脆くなり、歯を将来的には失う可能性があります。 歯の神経を取ってしまった歯は、その歯に栄養分を補給する事が出来ない為、やがて乾燥して脆くなり、破折しやすくなります。 従いまして、再度の根管治療には、破折する危険を考えながら治療する必要があります。

適切な治療を行う場合は、自由診療をご検討ください

・現状把握の費用 正しい根管治療には、正確に根管の状態を把握する必要もあるので、画像診断のCTも当然のこと必要になってきます。 根管治療の為のCTの撮影は、保険診療には認められていません。 ・適切で信用性が高い治療 かかる費用は、根管の状態により、値段が違います。 難しい根管治療は、難しい分だけ費用がかかるのが現実です。 ただ、歯の神経を処置した段階で確実に感染しない様に薬を入れる必要がありますので歯科顕微鏡下で行う根管治療は、その信頼性の高さから本来全て自由診療になります。

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