インプラント治療はお金がかかる以外にデメリットはありますか?

デメリットとしては、先ず、手術が必要である事。当然麻酔もしますし、痛み止めも服用します。場合によっては、腫れる事もあります。 また、あくまで、人工物である為、脱離する場合や、骨がなくなり腫れる場合もあります。一生物にする為には、ケアーが必要です。

インプラントが行えない場合について教えてください。

インプラントも骨に接着させます。むし歯にはなりませんが、歯周病にはなります。 従って、歯周病の患者さんには、歯周病の治療が必要です。また、糖尿病の患者さんでも、血糖値のコントロールが出来ている方は大丈夫ですが、数値の高い患者さんは感染の可能性が高いです。後は、俗にいう、スモーカーも危険因子ですが、今のところ、弊害はありません。

インプラントで、医療費控除の対象となるのはどのようなケースでしょうか?

インプラントも含め、歯科診療は全て医療費控除の対象になります。レシート、領収書は必ず保管しておきましょう。

骨に金属を埋めるということに抵抗があります。害はないのでしょうか?

金属といっても、チタンを使用しています。骨折してチタンのプレートを足や手に埋め込んでいる患者さんと一緒です。アレルギーの報告は、ないですね。

インプラント治療で、どのメーカーのものを使用されていますか?

色々なインプラントメーカーがあるのは、事実です。たとえば、ゴルフクラブもいろんな種類のメーカーがありますよね。例えば、ミズノとかプロギヤとか本間とか、インプラントも同様です。ただ、チタンのみのインプラントより、チタンにHA(ハイドロキシアパタイト)がコーティングされている物が、骨との接着率は良い様に思われます。当院では、白鳳のHAインプラントを使用しています。